年の瀬の思うこと#2

今年は仕事量が昨年より28%多かったから、毎日夜9時まで働いた。
納品までの作業は縫製も含めて95%は作業できる
できないことは、裏付けくらいかな
デザイン、見積り、仮縫い、パタン、作業指示までが今は主な仕事だ。
私の1時間分の作業で、十時間分の作業を作り出す感じ
喜んでくださる方が多いから、いままでやって来れたと思う
中には大変な方もいる。
毛皮の作業は説明しにくい部分がある。
バレーボールの点の取り方も説明しにくい。
科学化して文字、図形、画像、データ(数値)化する努力は同じ。

毛皮製品は、デイリーな食品や雑貨や衣類とは違うから
既製品を大量に作ることはすごく危険だ。
製品を作るのに数十時間かかったとして、売るのに数百時間かけるのはすごいロス
私は46年もオーダーの仕事をして、販売時間は0なわけだ。
毛皮製品の価格を見てもええっと思う価格がついているものが多い。
私は素材と加工方法をみたら原価は概算できる。
より正確には私の作った「パズル15」というソフトを使うが
製品というものは、本来面積というものを持っている
その面積分デザインするのだし、その面積分毛皮を縫い張りする
ほぼその分だけ裏地を立ち、付けする。チェックもその面積分する
だから販売も同じ面積を売ることになる
これだけ物が増えた物質社会は、販売は難しくなる
いらないものがゴロゴロ、ゴミみたいなものがゴロゴ社会

ホームページを変えたら、と勧められてやったが気に入らない。
高級感とかムードで見せるようなのは私には不必要
毛皮を知らない人がそう思うのであって、
私のお客はもう十分毛皮の良さを知っている。
(ただ高い値で買わされたとか、無理やり買わされたとか言うが)

資本主義化したロシアや中国は、今毛皮の需要が大変多い。
これから先、リメイク(作り替え)やリペアー(修理)の問題は必ずでる。
私が46年やって、バブル期(1990)までは新規に作られる方が中心だったが、
その後リメイクがどんどん増えて行った。
値段もそれなりで買っているから、失敗はできない。

毛皮は皮面がダメになっていなければ、30年以上持つ。
「半鞣し」という革とは違ったナメシによって、皮の柔軟性や伸縮性が残っているので、リメイクが可能。
布地とは違ってヌイシロなく縫えるので、3mm幅あれば縫い合わせることができる。
だから捨てるところは、鼻の先とツメ位だ。

日常とは違った思考や判断、技術が使えるので、作業自体で日常を飛び抜けられる
だからぜひこの仕事を若い加工人につなげたい。

作業で不安になったりした時、参考になるようなHPにしたいのだ。
実際海外から、もっと書いてほしい。どんどん続けて、などのメッセイジが入る。
あと残された時間にたくさん資料を残しておいてあげたい、というのが夢
娼婦と毛皮屋は人類最古の職業だそうた。

和装ストールをテープを入れてショールにした。
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元の和装ストール
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分解して、1.5cm幅のテープにします。
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1.5cm幅のストレッチ布テープと縫い合わせます。
この作業によって、倍の面積を獲得できます。
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布地のテープが入ることで、軟ら核、軽い素材になります。

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